四塩化炭素に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1無色の重い液体で、不燃性である。揮発した蒸気を吸入すると、頭痛や悪心などのほか、肝臓や腎臓の障害を起こす。
- 2黄色で引火性の強い液体で、水によく溶ける。水溶液は強いアルカリ性を示す。
- 3水と激しく反応して水素を発生するため、石油(灯油)中に沈めて貯蔵する。
- 4中毒の解毒剤には、PAM(プラリドキシムヨウ化物)を用いる。
正解と解説を見る
正解:1
四塩化炭素は、エーテルに似た臭いのある無色の重い液体です。不燃性で水にはほとんど溶けません。蒸気を吸入すると中枢神経の抑制が起こり、とくに肝臓や腎臓に障害を起こすのが特徴です。水と反応して水素を発生し石油中に貯蔵するのはナトリウムやカリウムなどのアルカリ金属のことで、PAMは有機リン系化合物による中毒の解毒剤です。四塩化炭素は「無色・不燃性・重い液体で、肝臓と腎臓を障害する」と覚えておきましょう。
根拠:毒物及び劇物取締法 第2条第2項・別表第二(劇物)