パラコートによる中毒について、最も適切な記述はどれか。
- 1縮瞳、流涎、筋線維性攣縮が特徴的で、解毒にはPAM(プラリドキシム)が有効である。
- 2代謝物の作用により視神経が障害され、視力低下や失明を起こしやすい。
- 3経口摂取の直後は症状が軽くても、数日後から肺線維症による呼吸困難が進行することがある。
- 4赤血球中のヘモグロビンをメトヘモグロビンに変え、メチレンブルーが特異的解毒剤として用いられる。
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正解:3
パラコートは除草剤として使われる毒物です。経口摂取すると口腔や咽頭のただれ、腎障害、肝障害などを起こし、遅れて進行する肺線維症で呼吸不全に至ることがあります。選択肢1は有機リン系殺虫剤、選択肢2はメタノール、選択肢4は亜硝酸塩やアニリンなどによるメトヘモグロビン血症の記述です。パラコートは「遅れて進行する肺線維症」と「特異的な解毒剤がない」の2点で覚えておきましょう。
根拠:毒物及び劇物取締法 別表第一、毒物及び劇物指定令(パラコートは毒物)