高齢者の骨粗鬆症と骨折について、正しいものはどれか。1つ選べ。
- 1骨粗鬆症は、閉経後の女性よりも同年代の男性に多くみられる。
- 2大腿骨頸部骨折は転倒をきっかけに起こることが多く、手術後はできるだけ早くからリハビリテーションを始めることが勧められる。
- 3脊椎圧迫骨折は必ず強い痛みを伴うため、本人が気づかないうちに起こることはない。
- 4骨粗鬆症の予防には、カルシウムを十分にとれば足り、日光浴や運動は関係しない。
- 5橈骨遠位端骨折は、後ろに尻もちをついて転倒したときに起こりやすい。
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正解:2
大腿骨頸部骨折は高齢者の転倒でよく起こる骨折です。手術後に安静が長引くと廃用症候群や寝たきりにつながるため、早い時期からリハビリテーションを行います。骨粗鬆症はエストロゲンが減る閉経後の女性に多く、脊椎圧迫骨折ははっきりした痛みのないまま進む「いつの間にか骨折」のこともあります。予防にはカルシウムに加えて、ビタミンD(日光浴で体内でつくられます)と運動による骨への負荷も大切です。橈骨遠位端骨折は手をついて転んだときに起こり、尻もちで起こりやすいのは脊椎圧迫骨折です。高齢者に多い骨折は「大腿骨頸部・脊椎圧迫・橈骨遠位端・上腕骨近位端」の4つで、それぞれどんな転び方で起こるかとセットで覚えておきましょう。
根拠:高齢者に多い疾病(骨粗鬆症・骨折)の基礎知識