次の文のうち、否定がどこまで及ぶかによって二通りの意味に読めるものはどれか。
- 1今回の調査では、回答者の一人も不満を述べなかった。
- 2参加者は、配布資料をすべて読まなかった。
- 3新入社員の全員が研修を修了したわけではない。
- 4当日の会議には、課長は全く出席しなかった。
- 5提出された報告書のうち、一部は期限に間に合わなかった。
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正解:2
2の「すべて読まなかった」は、「一つも読まなかった(全部否定)」とも「すべては読まなかった(部分否定)」とも読めます。1の「一人も…ない」と4の「全く…ない」は全部否定、3の「…わけではない」は部分否定で、意味は一通りに決まります。5は一部の報告書について述べているだけで、紛らわしさはありません。「すべて」「全部」に否定が続くときは、部分否定なら「すべては」「…わけではない」、全部否定なら「一つも」「全く」を使い分けましょう。
根拠:否定の範囲(全部否定と部分否定)